腰の痛み・長時間の立ち仕事や重労働のあとに痛みが強くなる・鈍く重い痛み・後屈すると強い痛み・坐骨神経痛など
分離症は10歳代の激しいスポーツなどで繰り返し負荷がかかり疲労骨折を起こしたものがほとんどです。腰椎の椎骨後方部の椎弓が骨折し、椎体と椎弓が離れてしまった状態を分離症といいます。特に腰椎4番、5番に好発します。分離症自体は「なんだか腰が重苦しい」、「疲労感がある」などの鈍い痛みや、自覚症状がない場合もあります。
分離すべり症は疲労骨折した時点でちゃんと治さずに放置した結果、骨癒合しないまま時が経ち、中高年になってから変性や肥満などで椎体が前方にずれて起こります。
腰痛だけではなく、臀部や下肢にも痛みしびれが出ることがあります。
10歳代のスポーツで発症した場合は、志水式整体と立体動態波治療器で痛みを軽減させ、テーピングやさらしなどで固定し、しばらく安静にさせます。3か月ほどで骨癒合が完成すれば、運動を再開して大丈夫ですが、なかなか部活を休めない中高生は1日2時間程度の運動に留め、週2日は休養したほうが良いでしょう。
中高年の分離すべり症も、志水式整体と立体動態波治療器で痛みと神経痛を軽減させ、必要であれば、テーピングやさらしで固定し安静を保ちます。