ちょっとの動きでも激痛が走る・寝返り、起床、歩行が困難・くしゃみ、咳で痛みが強まる
重いものを持った時や急な動作、上半身を捻ったときなど、比較的に痛めた瞬間を自覚できます。なかにはきっかけが特にわからない方もいます。ただしあくまでもきっかけであり、それまでに蓄積された疲労や筋緊張などが原因で、筋肉・靭帯・関節への急激な負荷や過度の緊張で炎症を起こしている状態です。
状態にもよりますが、施術ベッドにも横になれないほどでしたら、まず志水式整体にて横になれる状態まで治療してから立体動態波治療器などで痛みの抑制と過緊張を起こしている筋を緩めていきます。少し痛みが落ち着き、動作が楽になったところで、ふたたび志水式整体にて治療し、必要であればテーピングやさらし固定をして患部の安静を施します。
患部は炎症を起こしているため、基本はRICE処置{REST(安静)・ICING(冷却)
COMPRESSION(圧迫)・ELEVATION(挙上)}のアイシングをするのがセオリーですが、当院ではあえて温めることを勧めています。温めた方が、筋緊張が緩み、痛みが軽減している方が多いため湯船に入るよう勧めています。ただし、温めた結果、痛みが限局的に出た場合は、その患部を冷やすようにしています。